1日で技を盗み…幡地が好調!(撮影:佐々木啓)

 

トップ杯東海クラシック 2日目◇4日◇三好カントリー倶楽部 西コース(7295ヤード・パー71)>

初日に3オーバーを叩き、60位タイと出遅れた幡地隆寛。この日は5バーディ・1ボギーの「67」で回り、順位を12位タイにまで上げた。

「特に変えたところはないんですけど、あえていうなら低い球を打つようにしたことですね」

前半はそれほど風が強くなかったものの、後半をスタートすると、徐々に風が強く吹き始める。それに合わせるかのように、ドライバーショットとアイアンショットでローボールバージョンの打ち方に変えたというのだ。

「ボールを1個分ぐらい右に置いて、ハンドファーストに構えます。それだけでロフトが立つ分、出球が低くなるんですよ」

幡地の場合、フェードヒッターのため、ボールの上からカット気味にクラブヘッドを下ろす傾向があった。それだとアゲインストでは飛距離が伸びない。そこで参考にしたのが同組でラウンドしていた星野陸也だ。星野といえば、普段から低い弾道で打つローボールヒッターだが、その打ち方を初日はじっくりと見ていた。さすがにラウンド中は真似できないと思い、ラウンド後にドライビングレンジでボールを打ち込む。すると、ボールがしっかりつかまるようになり、なおかつ低い弾道で飛んでいく。確信を得た幡地は満を持してのラウンドとなり、見事結果を残した。ただ、初日からアゲインスト以外でのショットは悪くなかったという。

「先週、一般のゴルフ練習場にいってあることに気がついたんです。自分ではスクエアに構えているつもりでも、体が開いていたんです。そこを修正して体のラインをスクエアに戻したら、イメージ通りのボールを打てるようになりました」

トーナメント会場の練習場は芝の上からボールを打てるので、気がつかないうちに体の向きが目標の右を向いたり、左を向きがちだ。自分ではスクエアに構えているつもりなので、左を向いている人間は極端なカット軌道になる。ちなみに、今回は同じミスをしないように幡地はスティックを2本用意し、それに体の向きを合わせて練習していた。

「1日1回は3パットするのに、今回は一度もしていません。それも好調の要因です」という幡地。3日目終了後にはドラコンもあるだけに、そちらの方での活躍も期待される。本戦と合わせて好結果を出したいと気を引き締めていた。

実際の幡地の練習法はこちら

(文・山西英希)